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チョコボールのエンゼルマーク。
金なら一枚、銀なら五枚で、おもちゃの缶詰がもらえる、あの有名なロングセラー企画。子供の頃、三枚までは集めましたが、途中であきらめてしまったのを憶えています。
その銀のエンゼルを、手が届きそうで届かない夢や幸せにかけたところが気に入り、買った本です。
北海道の田舎町でコンビニを営む、北島家というある家族の、どこにでも起こりそうな出来事の物語で、そこに幸せや家族の温かさを感じられます。
自分は銀のエンゼルを今、何枚持っているんだろう。
5枚目のエンゼルって、自分にとっては何なんだろう。
そんなことも考えさせてくれる本です。
『そらまめの家』の本棚に並べる予定です。