保護ねこ&保護ねこ猫ルーム

がんばったね、うみちゃん

今朝、うみちゃんが息をひきとりました。
享年1歳・・・でした。

約1か月前、悪性リンパ腫で余命一ヶ月を宣告されましたが、ほぼその宣告どおりの命の終わりでした。
徐々には動きも少なくなり、時折、しんどそうな様子もありましたが、食べることが大好きな子で、昨日の夜までカリポリとウエットをおいしそうに食べ、
午後はボランティアさんがチュールもあげてくれ、最後まで大好きなご飯を食べられました。

余命宣告されてから、最後はどこで過ごさせてあげようかと2人でずっと悩みましたが、
『生後2カ月くらいからずっと保護ねこルームで育ってきたんだし、今は子猫たちに囲まれて落ち着いて暮らせているのだから、限界まではここでいるのが一番幸せかも』
と、保護ねこルームで最期を迎えました。

うみちゃん・・・。
去年の6月にやって来た時は、まだ幼い子猫でした。

はじめから人にも慣れていてかわいい子猫でしたが、胃腸トラブルが続き、しばらくずっと病院通い。
それが思った以上に長引いた結果、里親さんと出会う一番いい時期を逃すことに・・・。

ずっと保護ねこルームで暮らすことになってしまいましたが、後かくる猫たちとも仲良く過ごしてくれ、時には里親さんの元へ行く子たちをを見送ってきてくれました。

そんなうみちゃん・・・。
たった1年の短い命でしたが最後の最後までがんばりました。

そして、お別れの時。
今日は送る側ではなく、見送られる側・・・。
本当は里親さんが見つかって、生きて見送ってあげたかった・・・。

一緒に過ごした子猫たちとの最後のお別れ・・・
約1年過ごした保護ねこルームから卒業です。

さよなら、うみちゃん。
今度、生まれ変わる時は幸せになれるように・・・。