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獣医師免許は持っているものの、現在は普通のサラリーマンをしている主人公、松村大介、28歳。
ある日、実務経験がまったくない彼に、企業イメージアップのため、無法地帯の通称『動物村』と言われる場所に出向を命じられます。
そこで彼は、捨て犬、捨て猫の現状を知り、また、無免許獣医との出会いとふれあい等から、本当の獣医として成長していく・・・というフィクションの物語ですが、
実際に、この捨て猫や捨て犬。
現在では保護ねこ、保護いぬ、地域猫などと違った言い方もしますが、たとえば高知県では、獣医さんが県や地元住民と連携しながら、無償で去勢・避妊手し、殺処分ゼロにつながっているそうです。
捨て犬、捨て猫のテーマとサラリーマン獣医の奮闘を通して、捨て犬と捨て猫の現状や、問題を知るキッカケになる本です。
『そらまめの家』の本棚に並べる予定です。