そらまめの『家探し』(2019.9~2021.5)

そらまめの『家探し』4軒目(1)/山間部に見つけた「もしかして条件ぴったり!?」の家

数日前、ネットの中古物件を観ていると、M町の築60年の古民家が400万円という価格で出ていました。
土地の広さは約200坪。中央に母屋があり、その両側には納屋という標準的な農家の建て方ですが、400万円という価格と、写真でみる限り、母屋と納屋の真ん中が広そう!

奥さんに見せてみると「いいかも♡」と、手応えがある返事だったので、休みが同じの今日まで待って見にいってきました。

思った以上に町の中心部からは離れていましたが、周りにはほどほどに民家もあり、銀行や郵便局、コンビニ等も車で5分くらい。しかも周りは見晴らしのよい広々した田園風景という場所でした。

築60年ということで、やはりやや傷んでいる部分も多かったですが全体的には状態も良く、二人とも結構気に入って、外観をぐるりと見ながら、あそこには駐車場にして、ここをカフェスペースにすれば・・・と漠然とですが完成予想図がイメージできる古民家でした。

いつもは内覧は次回にしようと先延ばしする僕も、

「中も見せてもらおうよ」

と、今回は自分から言い出し、早速ネットをたどり役場に電話をすると、

「まずは空き家バンクの登録が必要になります。

という返答だったので、そのまま車を走らせて町役場へ・・・。

馳せる気持ちを抑えながら、担当の課で登録用紙に記入しましたが、申請の結果が2週間程かかり、内覧もその後、売主と日程調整をしてからとのことで、結局、今日は内覧できませんでした。

 「2週間かぁ・・・その間に、空きやバンクに登録している人が見に行って買われたらどうしよう」

そんな不安がよぎりましたが、

 「これも縁だし、もしそうなったらあきらめよ。」

奥さんもそう言ってくれたので、そんな不安を少し隠しながら役場を後にしました。

「でも、あの家いいなぁ、縁・・・かぁ。」

まだ見てないので中の状態がどうなっているのかはかりませんが、はじめて「ここがいい!」と思えた家。

それにしても2週間って長いな・・・。
そう思いながらも、あとは運と縁を天に任せて連絡を待つことにしました。