おかえり『しんちゃん』｜そらまめの家🐾

夕方・・・
保護猫ルーム内の猫たちの世話をしていると、その『しんちゃん』が戸の窓外からから何度も何度ものぞいていたので、ゆっくり戸を開けると・・・

自分から勢いよく『しんちゃん』は走って入ってきました。

入ったと同時にキャットタワーに嬉しそうに駆け上り、その後は部屋内のにおいを嗅いで、再びキャットタワーに登り、安心したようにゴロン・・・。

ずっと帰ってきたかったみたいです。

ここ数日、顔を見せると、ルームにいる時は鳴いたことなんてなかったのに、こちらを見て鳴いてみたり、保護ねこルームにいると、戸の窓から何度も何度も覗きに来てみたり、

今までは近づいただけですぐに逃げていたのに、昨夜は奥さんがチュールをあげてみると近寄ってきて、手からチュールを食べたうえに、食べている時「両目から涙を流した」と言っていました。

それにしても本当によかった。

逃げた時は、『しんちゃん』が庭猫（地域猫）になるのを望むなら、それが幸せならとも思いましたが、やはり心配で、

ご飯は食べてるかなぁ、
水は飲んでるんかなぁ・・・
どこで寝てるんかなぁ・・・
他の猫とケンカなどしてないかなぁ・・・
暑さ、大丈夫かなぁ・・・
車にひかれたりしないかなぁ・・・

と、ずっと気がかりでしたし、
何より、保護ねこルームにしんちゃんがいないのが、どことなく寂しいような気もしてました。
なんだかんだ言って、もう一年も一緒にいる猫ですから。

だから本当によかった。
今後は猫の脱走・・・十分気をつけます。