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ペットをとりまく現代事情からはじまり、動物と人との関わりの歴史、動物観、理論、虐待、そして愛護活動について学ぶ章です。
どの学問にでも出てくることですが、各理論と内容、年代や、それを提唱した理論家名が出てきます。区別して覚える必要があるので一覧にまとめてみると憶えられそうです。
この章では、これまでの動物と人間の関わりの歴史が書かれていますが、読んでいると、その関係は、動物への虐待の歴史だったことがわかります。
時代によって、特に西洋では、動物は人間のために存在する“物”であり、痛みを感じないし、機械と同じ。声は“音”だとまで言われていたそうです。
今でも、信じられないような虐待を受けた動物の映像や情報を目にし、憤りを感じますが、当時、こんな考え方の時代にいた動物たちは、想像を絶する恐怖や苦痛を感じながら死んでいったのでしょう・・・。
想像しただけで、心が苦しくなりました。
『愛玩動物飼養管理士の資格』
ただペットの飼い方や基礎知識を勉強するだけかと思ってしましたが、動物への見方や思いが一つ深くなっていきそうです。